矯正用ワックスの使い方
矯正治療中の痛みには、歯が動いているときに感じる痛み以外に、ブラケットが頬に当たる痛みや飛び出たワイヤーが刺さる痛みなどがあります。
歯が動いていることが原因で起きる痛みは、バファリンなどの鎮痛剤を服用することで緩和することができます。また、ブラケットやワイヤーなど物理的なものが原因で起きる痛みについては矯正用ワックスを使うことで痛みの対処をすることができます。
ワックスとは
矯正用ワックスはシリコンでできています。万が一、飲み込んでしまっても問題ないですが食用に作られたものではありませんので食べないようにしてください。
また、熱に弱いのも特徴です。体温でも変形しますので、直射日光の当たらない涼しい場所で保管するようにしてください。
ワックスの使い方
ワックスの使い方について、ひらざわ矯正歯科クリニックさんの動画で分かりやすく解説されていておすすめです。
- 0:08 袋から取り出しワックスを患部の大きさくらいに小さくちぎります。
- 0:15 指でこねると柔らくなります。まるく形を整えます。
- 0:30 原因となっている部分にシールを張るようにワックスをくっつけます。
費用・購入方法
矯正用ワックスは、通院中の歯科医院で購入することができます。また、もし次回の予約が1か月近く先という方は、AmazonなどECサイトでも購入することが可能です。
また、費用は100~400円程度です。個数によって異なります。
よくある質問
飲み込んでしまったのですが大丈夫でしょうか?
体に害があるものではありませんのでご安心ください。
寝ているときにワックスをつけっぱなしでも大丈夫でしょうか?
大丈夫です。食事のとき、歯磨きのときはワックスを取った状態で行うが良いです。
ワックスが上手くくっつかない…。つけてもすぐに取れてしまう…。
ワックスをつける前に装置(ブラケット)を乾燥させることで改善することがあります。
ワックスをつけても改善しません。。
院中の歯科医院に状況を説明し、対処法を確認することをおすすめします。