矯正治療について
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歯の矯正で後戻りしたらどうするの?
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2020.12.04

歯の矯正で後戻りしたらどうするの?

歯の矯正で後戻りしたときの対処法・解決策

矯正治療後、きれいに並んだ歯並びが崩れてくることがあります。主な原因は、リテーナー(保定装置)の利用を怠ったり、定期健診の受診へ行かなかったりすることで起きてしまいます。歯並びが元の状態に後戻りした場合、一体、どうしたらよいのでしょうか。

歯科医院を受診せずに自力で解決できるの?

矯正用のマウスピース

最近では、メルカリなどで矯正用のマウスピースが販売されていたります。また、インターネット上に“自力で歯並びを治す方法”が紹介されていたりもします。

  • できるだけお金をかけずに何とかしたい
  • リテーナー(保定装置)の使用をさぼってしまったので歯科医院に相談しづらい

これらの理由で歯科医院を受診せずに後戻りを解決しようと考える方もいらっしゃるようです。自力で解決するのは、ほぼ不可能です。

リテーナーを無理やりはめれば歯が動くと勘違いされている人もいますが、そのようなことでは後戻りに対処できません。

リテーナーは、治療終了時の歯並びで型どりされた装置です。歯並びが変わってしまうと装着しようとしても入りませんし、無理やり押し込んでもリテーナーが破損してしまうだけです。

まずは、治療を受けた当該医院へ一度相談する

診療風景

後戻りをしてしまった場合、同じ医院で再治療をしない方が意外と多いです。理由は、

  • リテーナーをさぼってしまったから連絡しづらい。
  • 転居して通院できない。
  • 治療中、実は医院への不満を持っていた。(他の医院で治療をうけたい)

などが挙げられます。

しかし、後戻りをした場合、まず当該医院へ相談することが最もおすすめの方法です。なぜならば、

  • 割引費用で再治療を受けられる可能性がある。
  • 以前の精密検査の記録がある。

ためです。

後戻りをした際、矯正治療を受けた当該院以外で再治療をすると、割引価格で治療をうけられる可能性は低く、正規の全額費用で治療をうけることになる可能性が高いです。

なぜならば、矯正治療の治療方針や方法は、歯科医師によって異なります。以前うけた矯正治療をそのまま引き継ぐことはあまりありません。新たに検査をして、新しい方針に基づいた矯正治療を行うことが一般的だからです。

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